めくるめくひめくり




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キック、トントン。
しばらくです。


最近、気がついたのですが、宮沢賢治の「雪渡り」というおはなしがあって。

凍み雪しんこ、堅雪かんこ、
野原のまんじゅうはポッポッポ。
酔ってひょろひょろ太右衛門が、
去年、三十八、たべた。

と云うところと、

キック、キック、トントン。
と云うふしぎなリズムが、子どもの頃から忘れられなかったのです。
で。
近頃、この、「キック、キック、トントン」
のフレーズが、樺太アイヌに伝わる、「踊りの話」と云う昔話(TUYTAH)があるのですが、
そのなかで、
kihci ton ton, kihci ton ton, kihci ton ton
と、あるのです。ちょっと似てますね。。

宮沢賢治が樺太の汽車からインスピレーションを得たと云われる、「銀河鉄道の夜」ですから、もしかすると、賢治は昔話を何処かで耳にしたのかもしれないですね…。
なんてことを、おもいました。

樺太は今のサハリンですが、束の間、戦前日本の夢をのせた、未完の鉄道レールみたいな、そんな儚さと懐かしさを秘めているような気がしました。。
: 民俗学メモ : 15:51 : comments(0) : trackbacks(0)










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