めくるめくひめくり




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umbra viventis lucis
 おひさしぶりです。

ひさびさにCDなどを買ってしまいました。。
無論わたしが買うとなれば、ふつうのおんがく的CDではありません。
ALBA
と云う、ヨーロッパの古楽をあつめている作品集。4枚組です。
雨と休日」のサイトでちらっと見かけて、衝動買い。のんびり聴いて居りますが、なかなか素敵です。
ことにヒルデガルド・フォン・ビンゲンの作品をあつめた3枚目が好き。これを目的で買った感じですが……。
彼女の生きた時代、1098年〜1197年辺りは、日本では丁度平安末〜鎌倉初期あたりでしょうか。女性のうたうものですので、性質は全く違うのですが、どうにも今様の存在をふと思い出してしまいます。。
曲のアレンジもあるのでしょうけれど、ちょっとアジアっぽい何かも感じる構成です。

ヒルデガルドは超天才的で、かなりマルチな才能を持った方のようです。
彼女の薬草学、医学に非常に詳しかったり、典礼用の宗教曲をつくったり、語学学者、詩人としてもその才を発揮しています。
特に有名なのは、幻視体験で、『道を知れ』 (Scivias)を執筆しています。
今回のCDは、
Symphonia harmoniae celestium revelationum 聖歌集『天からの啓示による協和合唱曲』
からいくつか抜粋したもののようです。
ずっと聴いていると、何所に居るのかわからなくなります……。
今のように人間が主体となって考える時代とは違って、神を通してあらゆることを知る必要のあった頃なので、かなり神秘的な要素もあります。。
逆に其処に相当な純粋さ、清心さを感じるわけですが。



: ふつう : 15:53 : comments(0) : trackbacks(0)










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